「日本国憲法の三大原則」というものがあります。
「基本的人権の尊重」「平和主義(戦争の放棄)」「国民主権」ですよね。

「基本的人権の尊重」や「平和主義(戦争の放棄)」については、
他のページでゆっくりお話しますので、ここでは「国民主権」について
だけお話したいと思います。

この国民主権、意味はそのまま「主権が国民にある」ということです。
ですが、これだけでは「だから何?」ということになってしまいます。

ですから、
もっと掘り下げて、主権とはどういう意味なのか?、国民の定義は?
などを解明していきたいと考えています。

ただ、この国民主権の議論は、法律系資格試験レベルでお話すると、
一般的には結構難しい、難解な話になりますので、試験用コンテンツと
一般用コンテンツと分けてお話します。

ここでは、一般的なお話をさせて頂きます。

最高権力者を選ぶのは、結局、国民である

国民主権とは、「国の行く末に責任を持つのはその国の国民である」という意味だとお考えください。主権者とはその国の最終責任者、そういう立場なのです。

もちろん、政治を司っているのは議員です。しかし、その議員を選出したのは、
われわれ国民。具体的には、有権者です。

内閣総理大臣選出のプロセス

国を実際に動かしているのは、公務員。公務員は一部の除いて国民が選んだわけではありません。が、公務員は行政機関を担っているわけですが、その行政機関を束ねているのは、内閣。内閣の長は、国民が選出した議員であり、かつ、その議員たちが選んだ内閣総理大臣です。

行政機関の仕組み

つまり、国の最高権力者を選出しているのは、国民なのですね。その人が総理を勤めている正当性は、国民に選出された議員から選ばれた人だからこそなのです。
だから、行政の最高権力者としてふるまえるのですね。

もちろん、総理がその結果に対して責任を持つわけですが、結果として出てしまったことは、時の総理大臣が責任を取ったところで結果はすでに出ている。しわ寄せがくるのは国民なんですね。

自分たちが選んだ権力者がやった結果だから、その結果は受け入れるしかないということ。主権者たる国民は、それを肝に銘じなければなりません。

自分がしたことは、自分に返ってくる。良いことも悪いことも。
日本の主権者とは日本という国家の責任者。
それが「責任」の意味であり、ひいては「自由」なんですね。

「国の行く末に責任を持つのはその国の国民である」ということはそういう意味なのです。



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