習得重要度C重要度は低いしなんら難しいところはないので、条文確認程度で十分。行政書士試験の過去問で5条が出題されていたこともある。


天皇の権能の限界

第4条【天皇の権能の限界、天皇の国事行為の委任】

天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない。
2 天皇は、法律の定めるところにより、その国事に関する行為を委任することができる。

こちらのページでもお話していますが、
天皇には政治権力がありません。

天皇の行う国事行為は、すべて内閣の助言と承認のもとに行われており、それも形式的儀礼的なものになります。

摂政(5条)

第5条【摂政】

皇室典範の定めるところにより摂政を置くときは、摂政は、天皇の名でその国事に関する行為を行ふ。この場合には、前条第一項の規定を準用する。

摂政とは、天皇が何らかの理由でその任務を行えない場合、
代わりの者がその任務を行うことです。

皇室典範では、一義的には、皇太子殿下に摂政の権限があるわけですが、その場合でも、皇太子殿下の名ではなく、天皇の名において、国事行為を行うことになります。

皇室財産(8条)

第8条【皇室の財産授受の制限】

皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜 与することは、国会の議決に基かなければならない。

これは、
皇室財産に民主的コントロールで制限をかけていこうという趣旨のものですね。




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